最近、毎日のように夢をみている。
多分、目覚める少し前くらいに見ているような感じがする。
でも、内容は殆ど覚えてなくてただ、凄く懐かしいような感覚だけが残っている。
今、凄く会いたい幼なじみがいる。
私が5歳になる少し前に両親が建てた家に引っ越して来た。
まだ友達もなく直ぐ目の前にある公園で一人で遊んでいた。
その公園の横を一人の女の子が何度か行ったり来たりしていたので私は女の子に話しかけた。
私はこの部分までの光景はハッキリ覚えている。
その時に女の子と何を話したのかどれくらい遊んだのかは記憶がないです。
その後も女の子と会っていたのかも覚えていないです。
女の子との後の記憶は小学2年生になってからからかなぁ。
女の子とは同じ歳でした。
クラスは別々で1度も同じクラスになったことはなかったです。
凄く仲良くなって毎日一緒に学校に行き、帰りもお互いを待って帰るようになったのはその頃からです。
それからは毎日、毎日、女の子と遊びました。
お人形遊び、ゲーム、バドミントン、、、
色んな遊びをたくさんしました。
3年生、4年生、、、徐々に近所の友達も増えていき男の子とも遊んだりしていました。
子供同士が仲良くなると親同士も親しくなり、もうみんな家族のように繋がりが出来てご近所の助け合いもありました。
九州はよく台風が直撃するので物置が壊れたり家が壊れたりもあるので台風が去った後は大人たちは壊れた家の人の片付けなどに手伝いに行ったり大変そうでした。
そんな時は我が子も余所の子も関係なく誰かの家でたくさんの子供達がお昼ご飯や夕飯を食べていました。
ある家で火が出て火事になりました。
ほぼ全焼で小さな子供2人と両親は取り敢えず集会所に避難したときも近所の人達が直ぐに色んなものを持ち合いしていました。
子供やご夫婦の着替えからお茶セットや直ぐに必要なものはあっと言う間に揃ったそうです。
ウチもストーブや毛布などを母が引っ張り出していたのを覚えています。
そんな近所付き合いがあった当時の子供たちは今でもみんな仲が良いんですよ。
みんな社会に出てからは仕事で数年、県外に出たりしても戻って来るとスポッと地元にフィットするんですよ。
そんな幼なじみも会社経営者になったり出世したり技術者になったり公務員、教育者、建築業や料理人や介護福祉など様々な職に就いていてもお互いに全く関係ないんですよ。
みんな兄弟のように育っているからカッコつける者もいないんです。
と、話がズレましたが、その女の子とは中学まで同じで高校は別々だったんです。
女の子は頭が良くて成績は私なんかよりもぐーんと上で偏差値の高い高校に入りました。
女の子は事情があって母方の伯父さん夫婦の家で育てられていたのですが大学入学の際に離れて暮らしてた母親の元に行きました。
私も東京に出たので女の子とは高校以来会っていません。
母は女の子が育った家の伯父さん(故人)の奥さんとよくお互いの家に行き来していて女の子の近況を知りました。
私も彼女も今は別々に自分の人生を歩いています。
彼女と一緒に遊び一緒に学び過ごしてきた少女時代の思い出はいっぱいあります。
会っていなくても、遠く離れていても彼女のことは今もこれからも昔のままで何ら変わることはないです。
何時かお互いの人生や経験を語り合える日がきっと来ると信じています。
会いたくて仕方ない時もあるけど今はもっともっと人生経験を積んでからだね。
実は最近見る夢は内容を覚えてないけど懐かしい感覚が残っている。
この懐かしい感覚はいつもあの女の子を思い出すんです。